ユメミルクスリ (初回版)

ユメミルクスリ (初回版)

ユメミルクスリ (初回版)のレビュー

5 入手困難が悔やまれる良作

現在ロットアップで中古でも高値が付く入手困難な作品。田中ロミオ監修の作品で、内容も傑作とまではいかなくてもかなりの良作です。

ヒロインは三人で、田中ロミオ氏の関わる作品としては難解ではなくどのルートの内容も分かりやすいです。テキストは完全なロミオ節とは違いますが、違った感じでテンポ良く程良く笑いありシリアスありと個人的にはかなり好感の持てるテキスト(テキストの良し悪しが作品の評価の良し悪しを左右する私としてはかなり嬉しい)。絵も特徴的な感じですがこれはこれで良い味だしてます。物語は宣伝通り確かにダウナーな内容かもしれません。何といいますか精神的な行き場のない悩みや不安や逃避や適応といった現代日本社会の産物を取り扱っています。ですが先に言ったようにテンポ良く笑いあり(妹の綾をからかいシーンが特にお気に入りかも(笑))シリアスありの内容となっていますのでうつになり過ぎずどこか救いのある真っ直ぐな内容です。主人公も良いですし、世界観も好きですね。

結果個人的にはかなり良作でとても好きな作品です(どのルートも好きです)。おすすめです。ロットアップが悔やまれる作品だと思います。

4 程よい長さ。

イジメとか、ちょっとダークめな内容のシナリオです。
その内容について、根本的解決でハッピーエンドとするわけでなく、現実的なラインで「こんな選択でもいいじゃないか」と教えてくれるような作品。

正直な話、実際にイジメの根の深さはこんなような側面もあり、実際にはレイプされそうになったときに助けてあげられるのかと言えばそうであるとは限らないのが事実です。
でも、作品としては良くまとまっているように思います。

攻略対象が3人しかいないのが残念ではありますが。。。
評価の方は、星5つと手間なしに褒められるほどの神作品性ではないので4つです。

5 読みやすい

シナリオライター・田中ロミオと聞いて真っ先に浮かぶ作品が『cross channel』や『最果てのイマ』などだと思います。両作品とも人気がありますが、共通して言えるのは長い・難解の2つ。

そんななか本作は、学園(恐らく高校)を舞台にいじめやドラッグなど、あまり浮き世離れしていない設定なだけに抵抗無く触れられる作品だと思います。それだけに田中ロミオ独特の難解さが大分緩和され、ストーリーの長さも上に挙げた2作品よりかなり短いことも相まって(個人差はありますが20時間前後くらいかと)気軽にプレイ出来ると思います。内容自体は笑って楽しめるものではないですが。

オススメはあえかルート。そこまでやるかというほど陰鬱なイジメがクラス一丸となって繰り広げられます。現実でもこんなイジメが繰り広げられるのか、という部分に関してははっきりとは頷けないですが、イジメがスパイスとなってストーリーに緊張感を与え、先が気になりました。

作品名から少女達がクスリに溺れるまでが共通で、その後個別ルートに入るという構想が浮かびますが、ヒロイン3人の内ドラッグが絡むのは1人だけです。ドラッグまみれの物語を期待する方は注意です。主人公の妹ルートもありません。

主題歌やBGMが気に入った方はサントラCDがつく初回版をお勧めします。主題歌のフルサイズも収録されています。ちなみにこの主題歌、音源は初回版付属のサントラ以外にGWAVEというゲーム主題歌のコンピレーションアルバムにも収録されているのですが、入手は困難で(アルバムの定価以上の金額を払うのは必至)音楽CDという媒体では今現在この2つにしか収録されていないと思います。音楽CDじゃなくても構わないからとにかく主題歌フルサイズが欲しいという方、テックジャイアンブリリアント2005年下半期のGreatest Hits Collectionにも何故かフルサイズが収録されています。

話が脱線しましたが、ただ繰り返される日常・色のない自分・レールの上を走る列車のように規則正しく続く未来からちょっと抜け出す物語、楽しんでみませんか?

5 母は強し。父も強し。ついでに妹も強し【あえか・弥津紀シナリオ】

最後の最後まで身近な人を頼ら(れ)ない生き下手さはいかにも高校生です。プレイ中に苦々しい/身につまされる思いをする方も多いのだと思います。

・桐宮弥津紀(CV:一色ヒカル):巨乳処女。一枚絵には、随分差がある。外出し1、中出し5、放尿1、アナル中出し1。ハッピーエンド。妊娠。出産。結婚。同居。
・ケットシー・ねこ子(CV:茶谷やすら):貧乳処女。ラストまでねこ子の基地外ぶりにストレスがたまるが、ラストはしんみりしていて面白い。いえ、ハッピーエンドですが。アナル中出し2、中出し3
・白木あえか(CV:柚木かなめ):貧乳処女。中出し4。周りははいいろな敵だらけ。付和雷同。虐めがテーマ、と一言でいってしまうには惜しい文章と音楽と内容です。自分たちだけで解決しようとする姿勢が青臭いし未熟さを醸し出していますが、だからこそこのシナリオがあるわけで/最後の選択肢後のほんのりサイコな展開。これを私は「覚悟」と表現してしまうので、面白さを伝え切れません。ハッピーエンド。同居。

初回版はオリジナルサウンドトラック同梱/綾が口を小さな三角形にしているのはとてもかわいい。

4 良作。泣けます。


自信の個性が『透明』だと悩む主人公の網膜を通して見る
『限りなく透明に近くブルー』な世界。
かなり雰囲気出ています。音楽・CG・塗りどれも一級品、
特に主題歌の「せかいにさよなら」は名曲と言っても過言ではないと思います。
シナリオも個別ルートに入ってからの見せ方は逸品で、ぐいぐい引き込まれます。

ただ、前半のコメディもどきの部分が、流せればまだ良いのですが
流せない程に滑るかつイタかったりするので…その分☆一つ引かせてもらいます。



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